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魅惑の宇宙ガラス作り体験

twitterを見ていると、目を引く作品がたくさんあります。その中でも、私は一目ぼれした宇宙ガラスを作ってみたくて、一人で作りに行ってきました。

宇宙ガラスとは

宇宙ガラスとは、直径約3cmのガラスの中に宇宙の風景を作り出すものです。
星雲や銀河、星や惑星など、同じ作り方でもまったく同じ作品を作ることはできません。
世界でただ一つの宇宙が切り取られたような作品を作ることができます。
完成品も販売されていますが、プロが作るものとはやはり違い、価格もバラバラです。

体験した時に教えてもらったこと

宇宙ガラスを作る素材はボロシリケイトガラスというもので、耐熱ガラスと同じものを使用しているそうです。
一般的に窓ガラスなどに使われるソフトガラスとは異なり、ボロシリケイトガラスは軽くてとても頑丈です。
作成した宇宙ガラスをコンクリートの床に落としても割れないそうです(実際に試してみる勇気はありませんでした)。
また、ガラスは固体ではなく、半液体と言われるそうです。学生時代に授業で習ったかもしれませんが、ガラスは身近な素材でありながら、知らないことばかりです。

体験した時の感想

作業を進めていくうちに「なるほど、こうやって作るとこうなるのか!」という発見がたくさんありました。
私は惑星を入れる際にオパールを使用しました。
オパールにもさまざまな色や大きさがありますので、入れるものによって作品の印象が大きく変わりそうだと思いました。
私は地球をイメージして黒ベースのグリーンのオパールを入れました。
また、作業中はバーナーワーク用のメガネを常に装着しました。
目を守るためであり、ガラスが溶けた際のオレンジ色の火をカットして作業をしやすくするためだそうです。
実際に装着してみると、炎が噴き出ている部分の視界が明確になり、炎の美しさに感動しました。少しメガネを外してみたところ、オレンジ色が強すぎてガラスと炎が当たっている部分が全く見えませんでした。
ガラスは火にあてながら加工する時もゆっくりと溶けていきます。そのためガラス一気に溶けてしまい失敗するということはなさそうですよ。それでも常に形は変わっていくのでゆっくりと焦らず、目を離すことはできません。
没頭感があるので、完成した時の解放感みたいなものもありますし、何よりとても美しいのでプレゼントにもおすすめです。私は置物として作りましたが、ネックレスになっているものもあります。

宇宙ガラスを作ってみたくなったら

宇宙ガラス作りは全国的にはまだ体験できる施設が多くありません。
私はアソビューやじゃらんで体験できる場所を探しました。アソビューやじゃらんで「宇宙ガラス体験」を検索すると、予約ができる施設がいくつか見つかります。
先生から聞いたところによれば、小学生の自由研究としても参加する人もいるそうです。私個人としては、大人向けの体験だと感じました。少人数で体験できるため、カップルでの参加もおすすめですよ。

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